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ミラクル7 〜奇跡の生還〜 |
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Chapter 2 生還を支えたミラクル7 |
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2-5 当直医の診断に疑義 〜ミラクルD〜
一般的に医師の診断には従うものである。しかし時として納得しないまま引き下がって不幸な結果につながることもある。児童の割り箸事故誤診事件もその例であろう。 医師も人であり完璧な診断ばかりではない、おかしいと思った時には納得行くまで教えていただこう、と私自身考えていた。誤解のないように付け加えるが、ある事に関しては頑固だと言われる私であるが、比較的素直に人の意見を受け入れる方だとも言われている。
当直医がどう診断されたのかその詳細を私は記憶していない。しかし「帰ってください」という一言に私は納得できなかった。 |
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明らかに異常なこの頭痛、右目の急な失明、とにかく何か重大な病変に違いない。国立病院でも分からなかった私の病気だ、ひょっとしたら当直医も専門外で分からないのではないか、と私はとっさに思った。
「ベッドがありません」という回答に私が素直に従って帰宅していたらどうなったであろうか。入院直後に担当いただいたという看護婦さんから後日聞いた「あの頭痛は半端じゃなかったですね」と。友人からの連絡で駆けつけてくれた兄も「苦しそうなのにこのままでいいのですか?と看護婦さんに聞いたら『大丈夫です』と回答されたが見ていられなかった」と退院後に語ってくれた。もちろんこれらの状況は私の記憶にない。
もし私が素直に帰宅していたら、自宅で昏睡したまま孤独死していたであろう。よくぞ頑固を貫いたものだと我ながら改めて思う次第である。 |
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